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成長と加齢


お客様のお肌の悩みは何ですか? 30代ぐらいになって来て一番気になるのは『シミ』と『シワ』ではないでしょうか。 年齡を重ねていけば10代20代のはじめぐらいまで、当たり前にあった『ハリ』や『潤い』は減少するものだと頭でわかっていても、鏡に映るお肌の『くすみ』『シミ』『シワ』などの存在に「どうにかしたい」と思い始めたという方も多いのでは...。 ***+****+***+***+***+***+*** ちょっと話が脇道に逸れますが.... 私は子供の頃、目がつり上がっていてどちらかというとキツネ顔だったため「ゴンチャン」とか「コンコン」と呼ばれていました。 幼稚園、小学生の低学年ぐらいまでは笑顔いっぱいだったのに、小学3,4年生ぐらいから卒業するくらいまでイジメにあったとかそんな事はなかったのに、写真を見るとどちらかというと笑顔が少なく可愛気がないツリ目の表情が乏しい女子でした。 中学校は親の勧めもあり女子校に行ったのですが、女子だけの独特な空気感が嫌でそれこそ暗い顔だったのではとアルバムを開いてみると、友達と楽しい日々だった事もあってツリ目女子ながら笑顔がいっぱいになっていてその表情に「うん、いい!良かった♡」と10代半ばの自分にホッと胸を撫で下ろしたりしています。 当時のあだ名は、呼び名に「Boo」をつけるのが流行っていて私はスリム?というか、かなり痩せていたこともあり「ガブー(ガリガリブーの省略形) 」でした。 もしも当時の友達がこのBlogを読んだらきっと私だとすぐに気付くだろうなんて思ったりしています。 高校は共学に移りここでは男子が教室にいる事に慣れず、1年生の頃はひどく緊張していたのですが、この3年間はとても充実していてどの写真からもそれがよくわかります。私の物事の見方・考え方や人との関わり方はこの学校生活が基盤になっていて、今でも高校時代の友人とは男女共にいい関係を持つことできていて幸せを感じます。 楽しい事や山あり谷ありで過ごして来た20代30代40代そして今の50代、顔は生活の中の様々な出逢いや経験と...そして加齢と共に変化していくものですね。アルバムを開くと記憶とともに自分の顔の表情も色々で面白いなぁと思ったりします。

子供から大人へ

***+****+***+***+***+***+*** と随分長い前文から『成長と加齢』に話を戻します。

私達の体を作る大切な『基礎代謝』は10代半ばをピークとし、その年齡とともに下降しているといいますが、実際30代ぐらいになってくると「わかる!」と実感している方もいらっしゃるかと思います。 私の場合、30代半ばぐらいまでは、どんなに食べても朝が来るとお腹がぺたんこで、その基礎代謝は高かったと思われますが、40代が近づく頃からは食べたら食べただけ体につき痩せるのに努力を要する様になり現在も正直なところ努力不足な状態が続いています💦 また眠りについても、ベッドに入ると5分で爆睡していたのが40代半ばぐらいからは寝るまで20分から30分....ひどい時は羊🐑🐑🐑を数えても数えても眠れずに空が白白としてくる頃にようやく眠りにつくなんて事も度々。 眠るのにもエネルギーが必要とこの『基礎代謝』の重要性を痛感している50代となりバランスの良い食事・運動・睡眠を取っていく様に生活の乱れが無いようにせねばの日々です。


そしてもう一方の代謝『ターンオーバー(新陳代謝)』を考えてみると 加齢に比例し増えていくその周期日数に対して、もしもそれまでの化粧品が合わなくなってきたと感じたら、それなりに生活習慣の見直しやお肌のケアの方法を変えていくことも大切と感じます。ターンオーバーの周期がどうなのか、またお肌の状態がどうなのかをみて基礎化粧品を高級なものに変えるとかそういう事ではなく、あくまでも自身のお肌に合うものをお肌ケアの芯に置くという事がとても大切です。

このターンオーバー(皮膚細胞の生まれ変わり)『新陳代謝』の周期は28日と昔はよく耳にしていたと思いますが、実際には年齢によって下記の様にその周期は違います。 この事は最近では様々な所で見聞きする様になってきたのでご存知かと思いますが、一応ここに書いてみました。


【ターンオーバー周期(およそ)】 ●10代・・・20日

●20代・・・28日

●30代・・・40日

●40代・・・55日

●50代・・・75日

●60代・・ 100日

今私は50代後半なので75日に多分プラスαという状態です。 ターンオーバーが、自身の年齡の周期より遅いと外気に触れる角質(肌のバリア機能)が生まれ変わることが出来ず足踏み状態で『くすみ』の原因となります。せっかく保湿力がある化粧水やクリームを使用してもその化粧品の力を発揮してもらう事が難しくなります。 このターンオーバーの滞りに対してピーリングという新陳代謝を促進させるための商材・手法があります。これはサロンでだけでなくご自宅でのセルフケアで既に経験されている方もいらっしゃるかと思いますが、ご自身で行う場合は使用上の注意をしっかりご確認いただく事が非常に重要です。 またピーリングすると気持ちいいからと、その頻度を多くすると無茶なターンオーバーをしていることになってしまいます。肌ケアしているつもりが未熟な状態の角質を剥がす事になるので逆に傷つける結果となり肌荒れの原因になってしまいます。 なのでセルフケアでピーリングをする際は回数やお肌の状態をみて大きな負担がかからないように注意してください。 Siesta-Siestaではお客様にウェルエイジング(Well-Aging)をご提案しています。 気になるパーツケアの改善はもちろん女性なら誰もが望む事ですが『女性の美しさ』の基本は『健康の中にある』と考えるからです。 それには『基礎代謝』と『新陳代謝』に焦点を合わせて無理なく自らの加齢と上手に付き合う事で健康で美しい肌も保たれるからです。 私の若い頃は、小麦色の肌が一番!という時代。誰もがきれいな小麦色になりたい!なろうという風潮でそのためのオイルも沢山売っていました。そんな青春時代だった私は、そのツケが今出ていると痛感していて日々ケアは欠かせないと感じています。 私の場合はテニスをしていたせいなのか手の甲にいくつか気になるシミがあって「このシミを消す、消したい」という気持ちが強くあります。また顔はうっすらぼんやりのシミがあり人は気にならないと言ってくれますがこれは見逃してはいけないもの。 なので自分自身の身体の声に耳を傾けながら、お肌のみならず身体のケアを無理なくセルフケアとプラスαのサロンケアを続けています。そんな事を続けている事で肌のよくない変化に気づいた40代の頃に比べると今私の細胞達が、私が望まないものをほんの少しずつでも排除してくれていると感じています。 ただエステティックは医療ではないので、本当にしっかりすぐにでも消したいと変化を望まれる場合は、皮膚科でご相談いただく事がよいでしょう。 けれど、先ずはバランスを見てしっかり食べてよく眠るそして笑顔が自然に出てくる毎日を過ごせる様に、ご自身の日々を見直すことが『初めの一歩』です。

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