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執筆者の写真N.Yamashita Siesta-Siesta

急がない・サボらない・やり過ぎない

東京はつい先週までTシャツ1枚で過ごせていたのですが、今は秋…というよりもその先の季節が連なってやってくるのを感じられる様な気温となりました。


ジリジリした陽射しと向き合ってきたお肌はこれから乾燥の季節とにらめっこ。


みなさま、お肌の調子いかがですか?


すでに当たり前となっているとは思いますが、時々お客様からお肌のお手入れについての質問があるので、今日は基本的基礎的なケアについて再び...3つのキャッチフレーズをベースにして書いてみようと思います。

それは…

急がない” “さぼらない” “やり過ぎない”です。



急がない” “さぼらない” “やり過ぎない”とはどんな事? まず最初に“急がない” は新しい化粧品を使い始めたら直ぐ結果を求めないでしっかり肌の変化を観察しましょうという事です。 もちろんトラブルを感じたら直ぐに使用ストップしてください。 ただここで急がないと書かせて頂いたのは、私たちの肌はターンオーバーを年齢ごとにある一定の期間を持って生まれ変わっているので、そのターンオーバーが来る前に「全然よくならない」と使用中止する事は、もしかしたらもったいないかもしれないからです。お肌に合っていると感じられ価格も納得できるものであったら、少なくともお試し期間は次のターンオーバーがやってくるまでは結果を急がないで使ってみるのが良いと思っています。とはいえやたら高額なお化粧品だったそこはお財布と相談する事はもちろん大事、なので最初にその商品を手にする際は続けられるか?をよく考えてから。遠い昔の様に安かろう悪かろうという時代でもなくなってきている昨今です。上手にご自身のお肌に合う化粧品を探すのも宝探しの様な楽しみがあるかも??? 年齢ごとのターンオーバの目安は、わたしの過去のブログやネット上で見る事ができますのでよかったらチェックしてみてください。 そしてサボらないは、毎日歯を磨く様に基本的なお肌のケアは毎日当たり前の事としていき、またやり過ぎないとは、その年齢によっては不要な化粧品など使用しない様にする。例えばレチノールは若い肌には不要なのに、お肌にいいと聞くと使ってしまうなどはご自身の肌力低下になるとわたしは思っているので通常20代30代の方にはオススメしません。40代以降の方はそのお肌によってとなります。肌状態や年齢に合わせて化粧品は選ぶ事は大事なので、しっかりチェックして頂くのが良いと思っています。 またリフティングしたい、シワを取りたいと肌への摩擦が負担になる圧や時間をかけたトリートメント(いわゆるマッサージ)もやり過ぎとなり逆効果にもなり得ますので要注意です。

このシンプルな3つのキーワードに加えて、どの工程も“丁寧に”するという事がとても大切な事です。ただこの“丁寧に”は、何かと日常生活は時間に追われていて頭でわかっていてもできない事が多いと思います。またこのあとに書かせていただく事は、本当にあまりに当たり前のことかもしれませんが再確認の様な感覚で目を通していただけたらと思います。


お肌を育てるための初めの一歩は クレンジング で、全てここから始まるといっても過言ではないと私は思っています。先に丁寧にとお伝えしましたが、これは決して時間をかけて行うということではなくてクレンジングは短くても(1分以内ぐらいが良いと言われています)きっちり手際良くそしてとにかく優しく丁寧に”が基本🍀 ポイントメイクはできれば専用のクレンジングを使った方がよいと思いますが、バームなどを使うと意外にしつこいメイクも浮き上がって取り除ける事もあります。使用しているお化粧品のタイプによってクレンジング剤も様々で落としたいメイクとの相性があるのでしっかり説明書を確認するなどして選んでください。 尚、この様々なクレンジング剤については過去のブログにも記載しているのでよろしかったらご覧ください。

クレンジング後に圧をかけずに洗顔をします。またW洗顔不要というものもあるとは思いますが、それは皮脂を取り除き過ぎないため。ただ私は季節によっては不要というものを使っているものの軽く泡を立て洗顔、あるいは炭酸タイプのもので洗う事もあります。(ただこの流れについては使用する化粧品や肌質などによって違ってくるとは思いますので、お肌との相談となります。)

乾燥を酷く感じるor 化粧水が浸透していると感じられないという方は、ブースター美容液 or オイルなどを洗顔後に使用する事をおススメします。 ブースターとは肌を柔らかくして、その後に塗布する化粧水などの肌への浸透を高める効果があるとされている化粧品です。 ブースターは上記した様に美容液タイプオイルタイプがあります。 オイルタイプはその後の化粧水が浸透しにくくなるのでは?と思われるかもしれませんが、ブースター化粧品として販売されているものは親水性がある成分となっているので、例えばご自身の皮脂量が少ないと感じていらっしゃる方などはオイルタイプを使用すると良いかもしれません。ブースターオイルとして代表的なものはアルガンオイルがあります。お肌の乾燥がひどいという方は、是非一度お試ししてみてください。

尚、ご購入の際は、サイズが大小あったら小さい方をお選びいただいた方がよいです。1回の使用量は割と少ないのですぐに無くなる事はないと思いますし、アルガンオイルは酸化の進行はゆっくりではありますが、それでも酸化して行くので絶対小ボトルタイプが良いです。

また一応オイル全般についてお伝えすると、ブースターとしてでなく踵や肘にオイルを使っている方もいらっしゃるかと思いますが、オイル化粧品をご使用になる場合は、大きなボトルだといつまで経っても減らず長持ちしますが開封後は酸化が進むことを忘れてはいけません。美肌によいとされるローズヒップオイルは残念ながら酸化が早いオイルになります。つまりそれは品質が落ちていくという事です。その他のオイルについての酸化の速度は様々ですが、使う頻度によっては大きいものが必ずしもお得ではないので値段を見る前に何をどう使うかを考えて購入して下さい。



保 湿

洗顔後、またはブースター化粧品を塗布した後のお肌に化粧水を浸透させます。

市販の化粧水のタイプは大きく分けると、しっとり・サッパリの2タイプあるかと思いますが、当然のことながら乾燥肌の方はしっとりタイプを、脂性肌の方はサッパリタイプをご使用いただくのがよいでしょう。 またニキビや吹き出物が出やすい方は、抗菌、抗炎症作用(成分にグリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K)/アラントインなど)、ビタミンC誘導体を含んでいると強い抗酸化力で活性酸素の発生を抑え皮膚の抗酸化作用を高める効果を高める事から治癒効果が期待され美肌づくりの頼もしいサポーターともいえます。

しかしどんなに良い効果が期待されると言われていても初めて使用する場合は念の為、ニキビや吹き出物がある場合は特に使用したい48時間前に二の腕内側とかでパッチテストをしてから使用してください。

しっとりタイプでおススメは、色々あるのですがセラミドが入っているものをまた更にヒアルロン酸・コラーゲン・エラスチンなどが含まれているとかなりお肌に潤いや弾力感が戻る事が期待されますので、お化粧品を購入する際には成分をチェックしてみてくださいね。 尚、成分の詳細やその効果については、オンライン上に各成分の効果や禁忌についてわかりやすく紹介されているサイトがいくつかあるので、気になる方はチェックしてみくださいね。

この後、年齢やお肌の状態によっては美容液を塗布していく方もあるかと思いますが、 量は必要以上に多く取らずお顔全体に広げた後に、しっかり浸透させるように手でお顔を30秒ぐらい包み込むと効果的です。

潤い肌に蓋

ベタベタ感が嫌だから水分入れて終わりという方が時々いらっしゃいますが、しっかりお肌に潤いを浸透させたお肌からその潤いが逃げない様に蓋をする事は非常に大事です。何を使うかは確かにそのテクスチャーの好みもあるかと思いますが、わたしの場合、夜は割とこってりしたクリームを、一方朝は保湿成分がしっかりありベタベタ感がないミルクタイプを使用しています。 何をどう使うかは、年齢やその肌質によるので一概にこれがベストとはいえませんが、乾燥肌の方やこれからの乾燥の季節、夜のケアではクリームで蓋をオススメします。

と当たり前すぎる基本の基がをつらつらと書かせて頂きましたが、これらがあった上それぞれのお悩みに向けてのお化粧品施術などがありその効果が期待されるという事になります。るので、まずはこうした基本的 なケアをしっかりやる事が一番です。そう、そしてプラスα🌟です。ちなみに私はシンエイク+アルジルリン美容液と大の仲良しです🤗


ブログはできるだけ月に1回と思ってはいるものの間が空いてしまったりして、長くなってしまいました。最後までお読みいただきましてありがとうございました。


と今年60歳となった私自身の肌から、またサロンでお客様のお肌に触れていく中で感じてきた事としてご理解頂きましたら嬉しいです。 Siesta-Siestaでは、サロン専用化粧品から市販されているものからネットの商品まで私自身試してみて良いと感じたものなど、お化粧品のご相談がある際はお話しさせて頂いております。 お化粧品販売に不安を感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、当サロンはお化粧品を積極的に販売するサロンではございませんので、よろしかったらぜひ一度サロンに足をお運びくださいませ🍀

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